Week 3-4 Project
Week 3: English Speaking Exercise
ウォーミングアップ: 3, 2, 1
[2分間で以下のテーマについてメモをとりましょう。そして書いたメモをまとめ、2人で3分間話し合いましょう。会話の相手を換えてまた同じ内容について2分で話しましょう。最後にもう一度相手を換えて1分で話しましょう。]
テーマ:Where is the best place to take a day trip from your home?
Useful English Expressions
In my opinion...
I believe...
I think...
例:In my opinion, Inuyama is the best place because there are many things to do. You can visit the castle. You can...
Week 3: ベーシックリサーチ2
先週のベーシックリサーチで調査し、グループで共有した海外で起こっている問題とそれに対する解決策を参考に、グループで決めたゴールに関する、海外の企業、組織、団体、または個人のSDGsの取り組みについて調査しましょう。(起こっている問題は地域によって異なることがあるため、その国や地域の歴史的・経済的・政治的背景も調査しましょう。)興味・関心の持てる具体的な取り組み(技術の適用、発明、制度の整備、運動や活動など)が見つかったら、その取り組みに関するメール・インタビュー(1次資料収集)を行う計画を立て、その準備をしましょう。
1.まずは、どのような取り組みが行われているか、各自調べましょう。(30分)
2.各自リサーチした結果を、英語で1分程度で話せるようにまとめて、グループメンバーに報告してみましょう。その際、簡単な質疑応答もしてみましょう。(20〜40分)
(時間に余裕がある場合は、いくつかの班の報告をクラス全体にシェアしてもらってください。)
3.それらの取り組みが行われている海外の企業や団体、個人とコンタクトを取れるか調べてみましょう。SDGs関連部署を置いている企業や団体もあるので、担当者にメールで連絡してみましょう。(10〜20分)
4.グループで RQ, HT, References をまとめましょう。
提出物:
グループ: RQ, HT, References (Final Draft)
個人: Weekly Progress Report 2
予習:Week 4 のフィールドワーク概要を読む
Week 4: English Speaking Exercise
ウォーミングアップ: 3, 2, 1 (10分)
[2分間で以下のテーマについてメモをとりましょう。そして書いたメモをまとめ、2人で3分間話し合いましょう。会話の相手を換えてまた同じ内容について2分で話しましょう。最後にもう一度相手を換えて1分で話しましょう。]
テーマ:If a visitor to your town asked you to recommend places to see, where would you suggest?
Useful English Expressions
I suggest...
I recommend...
How about...?
例:How about visiting a castle? I think Inuyama Castle is great. It has an interesting view from the top.
Week 4: Collecting and Using Primary Sources
一次資料の重要性・一次資料の集め方の種類(20分)
学内で行える mini-fieldwork activities(オプション)
集めたデータや情報の使い方(傾向やパターンを読み取る程度の考察練習)(30分)
それぞれのリサーチプロポーザルを共有し、グループとしてのプロポーザルを立てる(30分)
教室外学修:グループのリサーチプロポーザルに応じて追加リサーチを行い、公開されている情報やデータについての質問や、更に求めたい情報やデータなどを明確化しておく(60分)
フィールドワークの概要
今週の目的: フィールドワークの基本概念と意義を理解し、フィールドワークのための計画を作る。
フィールドワークとは何か
フィールドワークは、研究者が現場に赴いて直接観察やデータ収集を行う方法です。フィールドワークの目的は、現地での体験を通じて、対象とする現象や事象について深い理解を得ることです。これにより、研究者は理論だけでなく実際のデータに基づいた洞察を得ることができます。
フィールドワークの定義と歴史
フィールドワークは、主に社会科学や自然科学の分野で使用される調査手法であり、研究者が現地でデータを収集し、分析することを指します。この方法は、19世紀から20世紀初頭にかけて人類学の分野で広く採用されるようになりました。当時の研究者たちは、現地に長期間滞在して異なる文化を詳細に記録することで、新しい知見を提供しました。
さまざまな分野でのフィールドワークの使用例
フィールドワークは多くの分野で使用されています。例えば、環境学では自然環境の観察や生態系の調査に使われ、社会学や文化人類学ではコミュニティの動向や社会的行動の研究に活用されています。また、マーケティングリサーチでは、消費者の行動を現場で観察し、実際のデータを基に製品やサービスの改善に役立てています。
フィールドワークの重要性
フィールドワークの重要な点は、現地での体験を通じて、理論と実践を統合した深い理解を得られることです。これは、単に文献を読むだけでは得られない具体的な知見や、新たな発見を可能にします。また、フィールドワークを通じて収集されたデータは、その場の状況や背景を反映しているため、より信頼性のある結論を導き出すことができます。
フィールドワークを行う際の注意点
フィールドワークを行う際には、現地の文化・慣習や倫理的な側面にも注意を払う必要があります。研究者は、調査対象となる人々や環境に対して尊重を持ち、インフォームドコンセント(事前の同意)を得ることが重要です。また、データのプライバシー保護にも十分な配慮が求められます。
フィールドワーク計画の立て方
フィールドワークを成功させるためには、しっかりとした計画が必要です。計画を立てることで、目的に沿ったデータ収集ができ、時間やリソースを効率的に使うことが可能になります。この講義では、フィールドワークを計画する際に重要なステップと考慮すべきポイントについて学びます。
1. フィールドワークの目的設定
フィールドワークを始める前に、まずその目的を明確に設定することが重要です。
目的の明確化: 何を知りたいのか、どのような情報が必要なのかを具体的に定めます。これは、研究の質問や仮説に基づいて行われます。例えば、「地域の環境問題に対する住民の意識を調査する」など、具体的で達成可能な目的を設定します。
目標の設定: 目的を達成するための具体的な目標を設定します。これには、収集するデータの種類、対象者の数、調査期間などが含まれます。目標は、SMART(Specific, Measurable, Achievable, Relevant, Time-bound)原則に従って設定することが推奨されます。
2. 調査対象の選定
目的に基づいて、どこで、誰に対してデータを収集するのかを決定します。
調査対象の決定: 調査対象は、研究の目的に関連する特定の集団や場所である必要があります。例えば、環境問題の意識調査を行う場合、都市部と農村部の住民を比較することが考えられます。
サンプリング方法: 調査対象者をどのように選ぶかを計画し、目的に適した方法を選びます。選択したサンプリング方法は、調査の信頼性と妥当性に大きく影響します。
3. データ収集方法の決定
調査の目的と対象に基づき、どのような方法でデータを収集するかを決めます。
データ収集手法の選択: 観察、インタビュー、アンケート、文書分析などの方法から、調査の目的に最も適したものを選びます。例えば、深い洞察が必要な場合はインタビュー、広範な情報が必要な場合はアンケートが適しています。
データ収集ツールの準備: 必要なツール(録音機、カメラ、ノート、調査票など)を準備し、その使い方を理解しておきます。ツールの選択と準備は、データ収集の効率と質に影響します。
4. 事前調査とフィールドワークのリハーサル
フィールドワークの計画には、事前調査とリハーサルも重要です。
事前調査: 調査を行う地域や対象者についての情報を事前に調べ、現地の状況を把握します。これにより、予期せぬトラブルを避け、調査がスムーズに進むように準備します。
リハーサル: データ収集の方法やツールの使用方法を実際に試し、問題点を洗い出します。リハーサルによって、調査中に発生し得る問題に事前に対応することが可能になります。
5. 倫理的配慮と同意の取得
フィールドワークを行う際には、倫理的な問題に対処し、調査対象者の同意を得ることが必要です。
倫理的配慮: データ収集中の倫理的問題を理解し、それに対処するための計画を立てます。これは、調査対象者のプライバシーを尊重し、インフォームドコンセント(事前の同意)を得ることを含みます。
同意書の作成: 調査対象者に対して、調査の目的、方法、データの使用方法について明確に説明し、書面で同意を得る手続きが重要です。
6. スケジュールとリソースの管理
最後に、フィールドワークのスケジュールと必要なリソースを管理する計画を立てます。
スケジュールの作成: 調査の各ステップ(データ収集、分析、報告)のスケジュールを詳細に設定し、無理のない計画を立てます。スケジュールには、予備日も設定しておくとよいでしょう。
リソースの確保: 予算や人材、機材など、フィールドワークに必要なリソースを確認し、確保します。リソースの不足が調査の進行に影響を与えないように計画を立てます。
ミニ・フィールドワークアクティビティ(教室にいる場合):
教室・大学内でフィールドワークをしてみよう。
1 観察: SDGsへの取り組みとしてどのようなものがあげられるか。できれば写真をとって、英語でクラスメートに共有・説明をしてみよう。
2 インタビュー:クラスメートに、普段から意識して行なっているSDGsへの取り組みについて聞き、それを英語で紹介みよう。話を聞く際には、(1) どのような趣旨・目的でインタビューを行い、(2) どのように情報が公開される・されないか、(3)いつでもやめることができることを述べた上で、相手の許可を必ずとること。
3 アンケート:Microsoft FormsまたはGoogle Formsで自分と同じチームのチームメートにアンケート調査をしてみよう。質問は2〜3題程度で、アンケートの中身は自分で考えてみてください。
課題:
グループで時間を合わせて、グループのテーマに沿ったフィールドワークを行いましょう。
Week 5のWebテキストを読んで、フィールドワークに活かしましょう。
Assignments