Week 1-2: Project
ウォーミングアップ: 3, 2, 1 (10分)
[2分間で以下のテーマについてメモをとりましょう。そして書いたメモをまとめ、2人で3分間話し合いましょう。会話の相手を換えてまた同じ内容について2分で話しましょう。最後にもう一度相手を換えて1分で話しましょう。]
テーマ: What did you do during your summer holiday?
夏休みは何をしましたか?
Useful English Expressions
I enjoyed...
I went/saw/ate/played...
How about you?
例:I went to Rinku Beach and swam in the sea. I went with my friends. I enjoyed eating barbeque with them. How about you?
1.ガイダンス(15分)
後期授業の進行について(開講曜日に合わせたスケジュールの説明・日程表配布)
前期課題のポスター発表の際のトピックと後期課題との違いについて
(後期ポスター発表は具体的なイシューとソリューションに特化したものにすること。)
2.前期ポスター発表のフィードバックセッション、または、SDGsの基礎理解(45分)
【前期にポスター発表を行なっていた場合】
前期のグループメンバーと前期の他の班の発表について意見交換をしましょう。(できれば英語)
その後、前期の自分達の発表についての反省点も話し合いましょう。(できれば英語)
以下の項目等について、自分達のグループの発表や、他の班の発表について振り返ってみましょう。
Organization
プレゼンテーション全体の構成は明確で分かりやすいものか
Topic Knowledge
扱っているトピックについて充分な知識を持っているか
Creativity
創造性とオリジナリティ、彼ら独自のアングルや考察があるか
Poster (Contents & Design)
図表や写真は、発表内容を的確にサポートするものか
必要な情報が提示されているか デザインは見やすいか
Summary
ひとつのプレゼンテーションとして、うまくまとまっているか 説得力はあったか
Articulation, Delivery & Stage Presence
発表時の発音、発声、姿勢、ジェスチャー、アイコンタクトなど
[SAMPLE]
A: What did you all think about the presentation on poverty in Russia?
B: I liked how they articulated their points well. And I believe they delivered it pretty well, too. Their voices were loud and clear, and it felt like they were really talking to us, and not just reading their prepared scripts.
C: I agree. It was really good because it was easy to understand on the whole.
D: I think their presentation was well organized, but it would have been better if they could support their arguments with more specific data and evidence.
A: Which parts do you think they should provide more concrete support for their claims?
D: Well, for instance, when they talked about the impact of wars on agriculture in Russia, I wanted to know how exactly the wars changed the situation.
B: I see what you mean. Come to think of it, they did sometimes say things like it’s a fact, and we just had to take their words for it.
A: I guess, in general, we need to provide evidence to make our presentation sound more convincing. Let’s keep that in mind when we plan our next presentation.
(さらに時間の余裕がある場合)2グループをペアリングし、グループ内でのディスカッションを元に相手チームの講評もしてみましょう。(英語)
(教員からのフィードバック)
【前期にテキストベースで授業を行なっていた場合】
SDGsの基礎理解ワークシートを使用し、各ゴールについて理解しましょう。
(CEC Unit 1-3 & Unit 2-3)
3.チーム作り(5〜20分)
チーム作り案
A:教員が指定(名簿順から・誕生月などから・前期と異なるメンバーで、等)
B:学生の興味のあるゴール等の希望に従って教員が作成
C:教員独自の作成方法
D:学生同士自由に作成
(方法により所要時間が異なります。例えばBの場合、前期に記入してもらったSDGs各ゴールについての基礎的理解の表などを元に、学生それぞれが希望を挙げ、それを元に作成するため、AやDと比べて時間がかかるでしょう。特にBやCの場合、新チームを学生に伝えるのが第二回授業時になる可能性があります。)
4.テーマ決定(10分)
AやDなどの方法で初回授業時間内にチームが作成された場合は、新しいグループのメンバーと話し合い、どのSDGsのゴールについてリサーチするかを決定しましょう。
(多くのグループが同じトピックでプレゼンテーションを行うという事態を防ぐため、教員がクラス内のトピック調整を行う場合があります。)
提出物
グループ:(チームとテーマが決定している場合)リサーチ・発表計画提出(フリーフォーマット)
個人: リアクション・リフレクション等
Week 2: English Speaking Exercise
ウォーミングアップ: 3, 2, 1
[2分間で以下のテーマについてメモをとりましょう。そして書いたメモをまとめ、2人で3分間話し合いましょう。会話の相手を換えてまた同じ内容について2分で話しましょう。最後にもう一度相手を換えて1分で話しましょう。]
テーマ:What are some good points・negative points about living in (Aichi)?
愛知県に住んでいて良い点や悪い点はありますか?(理由も言いましょう)
Useful English Expressions
I believe...
In my opinion...
I think...
例:I believe the food in Aichi is very good. I like the foods tebasaki, hitsumabushi and akadashi.
Week 2: ベーシックリサーチ
(0.前回授業でチーム決定がされていない場合は、新チームで集まってまずはテーマを決定する。)
1.チーム毎に選んだゴールに結びついている、海外で起こっている問題とそれに対するSDGs視点の解決策の具体例をメンバー各自3つずつくらい調査する。(2次資料収集)(30分)
どこで、どのような問題が起こっていて、その問題を解決するために、誰が、どのような事を、いつから行なっているか、そしてその結果どのように状況が変化しているか、具体的に報告できるようにリサーチすること。「地域による収入格差が減少するための対策を行なっています」などというのは「方針」であり、具体的な解決策ではありません。いつどこで誰がどのような対策を行なっているのか明確にしてください。
基本的なリサーチのステップ
・まずは興味のある国やエリアを選び、まとめサイトなども活用しながら、どのような国やエリアで、どのような問題が起こっているか調べてみましょう。その国やエリアの特殊性に着目するといいでしょう。
・その問題を裏付けるデータや資料を探しましょう。(まとめサイトや1人のライターが書いている物事を鵜呑みにせず、必ずその事象のファクトチェックを行うこと。)
ファクトチェックする方法
誰や何を信じればいいのか分からない? 真実と虚偽を見分けるためのより良いツールが欲しいですか? ここでは、事実を整理し、情報源を評価し、より知識豊富になるための簡単な方法を紹介します。
b.「About Us(私たちについて)」セクションを読む
その情報源には「About Us」のページがありますか? 信頼できるウェブサイトは、何らかの形で「About Us」セクションを設けており、サイト作成者がどのような組織団体なのか明らかにし、また連絡の手段を提供しています。
記事が特定の視点に偏っているように感じませんか? 記事内のリンクが特定の政治的立場に偏ったサイトや画像に誘導していませんか? 偏った記事は、事実の全体像を伝えていない可能性があります。
卵や牛乳と同じように、情報にも「賞味期限」があります。 できるだけ最新の情報を使用しましょう。
記事が情報源を引用している場合、その出典を確認しましょう。 それらの情報源が、実際には偏ったシンクタンクや特定のグループの極端な意見を代表している可能性もあります。 もし出典が見つからない場合は、そのテーマについてできるだけ多くの情報を集め、自分で記事の信憑性を判断しましょう。
基本的なリサーチのステップ(つづき)
・その問題の裏付けが取れたら、それに対して、どのような解決策が図られているか、調べてみましょう。
その国の政府、企業、地方団体(市役所、区役所、NPO団体、各種市民団体など)、大学機関の研究室、個人等が、具体的に何をしているか、どのような発明が行われたか、どのような技術が何に適用されているか、どのような運動が行われているか、どのような方針で団体運営等が行われているか、などを調べましょう。
・その解決策について、フォローアップ(その解決策が実際どのような効果を出しているか等)や第三者の評価などがあれば、それらについても調査し、まとめておきましょう。
2.各自簡単なリサーチができたら、グループでその結果をシェアする。(30分)
FYI
SDGsに関連するissuesやsolutionsについてリサーチする際のヒント
以下の語句のうち説明できないものについて調べてみましょう
bushfires (in Australia)
child labor
child marriage
corruption
“Day Zero” (water crisis)
deforestation (in the Amazon)
depopulation / population growth
favelas (slums)
food loss / food waste
global warming
human trafficking
lack of education
maternal mortality rate
microplastics
refugee crisis
sweatshop / forced labor
youth unemployment rate
alternative energy (various kinds; in use or in development)
biomimicry / biomimetics (various applications)
bioplastics
blockchain technology
E-government system
fair trade
green building
green economy
microloan
smart city technology
Telehealth / Telemedicine
Trashion
UBI (Universal Basic Income)
vertical farming
3D-printed house
SDGsに取り組んでいる企業や組織の例
(興味の持てるものを幾つか選び、具体的に何をしているか、どうSDGsに結びついているのか確認し、リサーチの方向性の参考にしてください。)
Artemis Foods https://artemisfoods.com
Bridge International Academies https://www.bridgeinternationalacademies.com
Coral Cay Conservation https://www.coralcay.org
Ecosia https://www.ecosia.org
Gavi, the Vaccine Alliance https://www.gavi.org
Girl Up https://girlup.org
Hapinoy https://www.hapinoy.com
Headspace https://organizations.headspace.com
Horizon Europe https://research-and-innovation.ec.europa.eu/funding/funding-opportunities/funding-programmes-and-open-calls/horizon-europe_en
IBM Watson https://www.ibm.com/watson
JYPE https://www.jype.com/en/Sustainability/ESGStrategy
J.Y.P.S. (Japan Youth Platform for Sustainability) https://www.jyps.website
Khan Academy https://www.khanacademy.org
Landcare Australia https://landcareaustralia.org.au
Malala Fund https://malala.org
Moderna
OLPC (One Laptop per Child) https://laptop.org
Patreon
Sanergy (enterprise in Kenya) https://www.sanergy.com
SDSN (Sustainable Development Solutions Network) https://www.unsdsn.org
Tesla, Inc. https://www.tesla.com
Transparency International https://www.transparency.org/en
Uber
United Nations Peacebuilding Fund https://www.un.org/peacebuilding/fund
Water.org https://water.org
World Bank Group https://www.worldbank.org/en/home
X (Google X Lab) https://x.company
参考となるSDGsの具体的な取り組み例
愛知工業大学 AIT × SDGs
Sustainable Japan by The Japan Times
https://sustainable.japantimes.com
NHK Zero Waste Life
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/zerowaste/
前期の皆さんのリサーチ方法を見ていたところ、日本語で検索しては、何も出てこないなどと言うケースが多くありました。特に海外の事象や解決策の調査に関しては、英語で英語の資料等を検索することを徹底しましょう。(どのような単語で検索したらいいか分からない場合は、まずは英語によるまとめページ等からキーワードを探す作業をしましょう。)
3.海外の事象と解決策についてグループ内で共通理解ができたら、今回の発表で取り扱うSDGsのゴールを決定し、現段階でのリサーチクエスチョン、仮説をまとめて見ましょう。(15分)
なお、今期の発表では、地元(基本的には愛知県、あるいは、東海3県くらいを想定)の企業や団体による解決策を取り上げてもらいます。
提出物:
グループ: RQ, HT, References (Draft) 参考文献リストは1で収集したものをリストアップする
個人: Weekly Progress Report 1
Assignments