Unit 3 : Quality Education
Research Question・Hypothesisが決まったら、次はそれにあった文献やデータを調査してみます。場合によっては、文献・データのあり具合を見ながらリサーチ・クエスションを修正することがあります。また皆さんの専門領域になると、Research Questionに沿って、機器・機材を使いながらデータをとることも多くなりますので、出てくるデータによってはRQやHTを修正しなければならないこともあるでしょう。このあたりはプロの研究者でも迷いながら行なっていきますので、皆さんも色々迷いながら最適なResearch Questionと文献・データを探し当ててください。
実際に読んだら、何が重要か、自分なりのノートをとっていきましょう。 最終的に英語で書かなければならないので、英語で取ることがオススメです。
またリサーチの進捗を自分で管理し、仲間とシェアするため、Progress Reportもつけていきましょう。 Progress Reportは社会で一般的に使われる報告書で、上司や同僚に自分の業務報告を行う際によく使用されます。 毎週Progress Reportを作成し、先生や仲間と共有をしていきましょう。
Progress Reportのテンプレートはこちら
Weekly Progress Report (Your Name).docx
Sample: Good Weekly Progress Report Bad Weekly Progress Report
Weekly Progress Reportを提出してみよう。Reportは全て英語で書くこと。
Phase 1(RQ・HTを考える)とPhase 2(Phase1にもとづいた文献を調べる)で調べたことをもとに、全てをつなげて一つのProposal(企画)にしてみましょう。
RQ/HTと参考文献リストを綺麗にまとめて、リサーチ・プロポーザル (Research Proposal)を作ってみましょう。
テンプレートはこちらのリンクから (愛工大のMicrosoft アカウントにログイン時のみ開きます。)
Research Question, Hypothesis and References.docx
作ったら、提出をしてください。
前回、RQ, HTをまとめ、Research Proposalという形にしました。いよいよ次は本格的なリサーチ作業に入ります。自分が集めた文献を読んでいき、実際に自分が知りたいクエスチョンの答えがあるかどうかを探究していきます。実際に書かれてある文献は英文として難しいものが多いですが、なるだけ自分で読み解いてみて、わからないところはオンライン辞書や機械翻訳などをうまく活用しながら、内容の理解に励んでください。
オンライン辞書
読む際に参考にしてもらいたいのがマウスオーバー辞書です。マウスオーバー辞書はインストールすると、ウエブサイトで英文を読む際、カーソルをわからない英単語の上に持っていくだけで、訳を表示してくれます。 Chromeブラウザーの拡張機能が便利で、さまざまなオンライン辞書があります。
詳しくは以下の記事が参考になりますので、ご参照ください。
Chromeの拡張機能【英語辞書】おすすめ4選!使いやすいホップアップ辞書はどれ
1. Weblio ポップアップ辞書 多くのユーザーが使うポップアップ辞書
https://ejje.weblio.jp/chrome-extention/
2. Mouse Dictionary – 英語で技術文書を読む人におすすめ
https://qiita.com/wtetsu/items/c43232c6c44918e977c9
3. iKnow! ポップアップ辞書
https://iknow.jp/popup_dictionary_extension
4. DeepL 翻訳 – どうしても困った時はこちら
https://www.deepl.com/en/translator
Presentation: 発表の際、スライドなどの資料をつけて発表をすること。
Speech: 資料を使わないで聴衆の前で話すこと
先週と同様に今週のProgress Reportを書いたら、それをもとに自分たちのリサーチ内容をクラス全体に対して発表してみよう。1グループにつき5分で、ひとり1分は話してください。各自が選定した関連性の高い文献を紹介すると良いでしょう。
Presentation/Speechまでのステップ:
聴衆の英語力を考え、どのような表現を使ったら相手に理解してもらえるか考える。
自分のリサーチしていることを、可能な限り簡単に噛み砕いて説明してみる。(Weekly Progressに書いてあることは難しく書いても伝わるが、喋る時に難しいことを書いても相手がわからないため。)
説明のためのビジュアル(スライドやイラスト等)が必要か考える。必要ならそれも準備
喋る練習を何度もする。(原稿なしが理想)自分が発音できなかったり、忘れてしまう単語は別の簡単な単語に置き換えること。必要な場合は、Text-to-speech システムに自分の原稿をコピペし、英語で読んでもらって、音の感じをつかむこと。
「自分たちはこういう調査課題(疑問・リサーチクエスチョン)に答えるために、このような仮説のもと資料集めをはじめ、今のところはこのような文献資料が集まっています。その文献によると〜(⇨ここから一人ずつ交代しながらリレーしていく)」などといった流れで説明してみましょう。
A: We have decided to research the issue of _____________. This is related to SDG No. ___. Our research question is “__________________(5W1H sentence).” Our hypothesis is “______________________.” So far we have found the following literature and data. While two of them support our idea, three of them offer other possible solutions.
B: I am reading an article about ____________. This article talks about ______________.
↑一文一文を短くシンプルに書くと、聞いている方もわかりやすいでしょう。
Assignment
中間発表へのフィードバックをもとに、どのような追加資料が必要か考えて翌週までにリサーチをしてくる。
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