Week 7-8 Project
Week 7: English Speaking Exercise
ウォーミングアップ: 3, 2, 1
[2分間で以下のテーマについてメモをとりましょう。そして書いたメモをまとめ、2人で3分間話し合いましょう。会話の相手を換えてまた同じ内容について2分で話しましょう。最後にもう一度相手を換えて1分で話しましょう。]
テーマ:Which city or area do you want to live, in the future?
Useful English Expressions
I’d like to...
I want to...
It would be nice if I could...
例:It would be nice if I could live in Tokyo. There are many things to do and restaurants to eat at.
Week 7
◯中間報告を発表してみよう!
◇文献ベースの調査段階では気がつかなかったこと、つまりフィールドワークをしてみてはじめてわかったことをノートやパソコンで要約してみよう!
基本的には、自分たちが立てた「仮説(hypothesis)」とは異なること・反証となるような事柄が出てきた時が大切です。
その時、それらを捨象しないで、自分たちの検証命題を修正し・ブラッシュアップするのに生かしていきましょう。
例えば、Aさんのグループが再生可能エネルギーの一つ「小水力発電」を取り上げたとしましょう。
まず、文献を読んだ段階で以下のことが明らかになっていたとします。
・大規模水力発電(巨大ダムを伴う)は広大な自然環境と人間の居住地を飲み込んでしまうので、人を強制移住させる必要がある。
・また、川の流路・水質・土砂堆積のパターンが変わってしまい、魚の回遊や遡行に(生態系に)悪影響を与える。
・よって、貯水地を設けずに小型タービンを小川や農業用水路や上下水道、そしてビルの循環水や工業用水の流路の中に設置できる小水力発電が注目を集めている。
・昼夜、年間を通じて安定した発電が可能である(太陽光は昼のみでかつ曇りの影響あり、風力も天候による。)
その後、実際に小水力発電機器の設置をしている会社にインタビューに行くと新たな事実がわかってきました。
・電力会社主体の開発とは異なり、多様な事業主体=顧客(地方自治体、土地改良区、NPO、民間企業、個人)がいる。
・小水力は地域密着型で地元のコンサルタント、地元の施工業者、地元業者による保守管理などで、地域の活性化、地域の雇用促進にも有効である。
・風力や太陽光とは違い、水の使用について、利害関係が付きまとう。一級河川からの取水と、普通河川からの取水では、その手続きの難易度には雲泥 の差があり、農業用水路でも、取水する河川の種別や、既得水利権の種類(許可水利権、または 慣行水利権)で法的手続きの難易度が異なる。
そこでAさんたちは新たな事実を吟味しなおし以下のようにまとめました。
・リサーチの初段階では、CO2排出もなく環境破壊も少なく環境に良さそうという魅力だけで小水力を取り上げてきたが、多様な事業主体が小水力開発に動いているのを見ると自組織が電力使用するだけでなく、売電収入をあげることで維持管理できるような「経済性」が大事であることがわかってきた。
・また、地域経済への貢献という視点から小水力を見直すことができた。
・水利権に関する河川法の許認可手続きには、多大な費用、時間、労力がかかることがわかってきた。立案から施工までが短時間で済むことも「経済性」の一部として考察できるのではないか。なのでそのような法的障壁のない水資源、例えばインタビューした会社に紹介された「ビルや工場の空調設備の冷却循環水を利用した事例(例:デンソー西尾工場)」に、最終発表ではもっとフォーカスしてはどうか。
◇自分たちが住む地域社会におけるさまざまな経済活動や市民・移民の活動がどのような影響力・波及効果をもつ(持ちうる)ものなのか、考えてみよう!
・上記で言及された「地域経済」の視点から自分たちのリサーチを見直してみましょう。
◯発表ポスターを作成してみよう!
前期CECのWeek 9を参照しよう!
◇主なコンテンツとそのレイアウトを考えよう!(発表タイトル、発表者名(グループメンバー名)、主要論点、参考文献&ウェブサイト)
◇主要論点は3つか4つに絞ろう!論点ごとに枠を作り、見出し語をつけよう!
◇字体やフォントがバラバラにならないよう気をつけよう!(スタイルの統一感)
◇読み上げ原稿をそのままポスターに貼り付けるのは避けよう!口頭での説明(読み上げる情報)をわかりやすくするビジュアル・エイドを活用しよう!
◯ Pre-editingとPost-editingのスキルを使って、自分の英文原稿を作成し、第一草稿を提出しよう!
機械翻訳を使う際のPre-editingとPost-editingのスキルに関しては、前期CECのWeek4&5を参照。
提出物:第一草稿(First Draft)
Week 8: English Speaking Exercise
ウォーミングアップ: 3, 2, 1
[2分間で以下のテーマについてメモをとりましょう。そして書いたメモをまとめ、2人で3分間話し合いましょう。会話の相手を換えてまた同じ内容について2分で話しましょう。最後にもう一度相手を換えて1分で話しましょう。]
テーマ:Talk about your research.
Useful English Expressions
I researched about...
I learned that...
I found that...
例:I researched about over tourism in Kyoto. I learned that...
Week 8: ポスタープレゼンテーションの練習を行う。
プレゼンの音読練習に関しては、前期CECのWeek 12を参照しよう!
◯教員からのフィードバックを参考に原稿とポスターを修正・加筆していこう!
◇自分の原稿の全てのセンテンス(文)に対して、重要語や難解な単語を抜き出し意味を調べ再確認し、語彙力を鍛えよう!
◇また各文に対して、主語(S)、動詞(V)、目的語(O)、補語(C)、接続詞、関係代名詞などを把握し、文章の構造を理解しよう!
◇text-to-speechを利用して、ネイティヴ・スピーカーの発音や声の抑揚を真似しよう。その際に自分がシャドーイングできるスピードまで落とすことを忘れずに。
◇自分で原稿を一通り読み上げたのを録音してみよう。そしてそれをネイティヴ・スピーカーの発音と比べてみよう。
◇何度も繰り返し練習し、暗唱できるくらいになろう!
◇聴衆とアイコンタクトをとったり、ポスターの図を指さしたりとジェスチャーを交えたりしながら、喋れるようになろう!
宿題:ペアグループの原稿読解
次週に2グループでペアを組んで、相手グループのリハーサルを聴きます。
その後にQ&Aセッションの練習を行いますが、相手グループの英語スピーチ(プレゼン)についていけない場合に備えて、あらかじめ日英対訳の原稿をシェアしてもらい、相手グループの発表内容を理解しておきましょう。その上で質問を考えてきてください。
Assignments